日本OECD共同研究月間である3月は、月間を通じて教育に関する様々なイベントが開催されます。戦争や紛争、自然災害、生成AIの発展など、私たちを取り巻く環境が急激に変わる中、今年は「価値観アップデート:過去を超え、常識を超え、壁を越えて、新しいミライを再構築」をテーマに、色々な共創パートナーによる多種多様なワークショップが行われます。
こちらのリンクよりイベントカレンダーをご覧ください。各セッションのリンクをクリックすると参加登録のページが開きます。
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期間中のお勧めワークショップ2件についてご案内します。
【3月は日本OECD共同研究月間!お勧めのワークショップ(1)】
〇『日本OECD共同研究月間 メインワークショップ』
ウクライナ・トルコ・日本の3か国における人災や自然災害の中で、人はどのように生き、また、学校ではどのように学びを止めずに進めているか、生徒および教員の声を併せて聴く機会です。災害の中における教育を通した国際連帯の取組を共有します。このワークショップの対話の内容は、OECD Education 2030が進める、Learning CompassとTeaching Compassを一体化するプロセスにも、反映させて頂く予定です。
- 日時:3月15日(金)18:00-20:00
- 登壇者(予定):
アンドレアス・シュライヒャー(OECD教育スキル局・局長)
兒玉和夫 (元 OECD日本政府代表部特命全権大使、広島大学客員教授)
Case1:第25小学校(ウクライナ)、泉大津市立小津中学校とエキュメノポリス(日本)
Case2:ナロディチ高等学校& オヴルチ第3中等学校 (ウクライナ)、大分県立大分東高等学校(日本)
Case3:ニメト・ファフリ・エクスズ職業技術アナトリア高等学校(トルコ)、日本の学校(予定)
- 開催方法:対面(会場:国連大学)/オンライン
- 同時通訳あり
- 申込フォーム =>こちら
【3月は日本OECD共同研究月間!お勧めのワークショップ(2)】
〇『ウェルビーイングと教育』〜今問い直す「社会の豊かさ」&「日本の教育」の再価値付け〜
社会共通資本とは?GDPでは捉えられない豊かさの指標とは?ウェルビーイング溢れる未来を現実にする教育とは?新たな教育投資を考える仕組みとは?本ワークショップは、教育振興基本計画にある「日本社会に根ざしたウェルビーイング」「教育投資の在り方」など、教育や社会の在り方について、教育の観点のみで行うのではなく、経済学など含めた学際的な観点から、「国家観・社会観アップデート」「教育観アップデート」を問いかけます。
- 日時:3月22日(金)18:00-20:00
- 登壇者:
占部まり 内科医/宇沢国際学館代表取締役
横山直 政策研究大学院大学教授(内閣府から派遣)/元OECD経済局エコノミスト
角田毅弘 群馬県教育委員会事務局 総務課 学びのイノベーション戦略室長
岩岡寛人 前鎌倉市教育委員会 教育長/文部科学省初等中等教育局教育課程課 学校教育官
日本OECD共同研究月間の詳細は、こちらを参照ください =>こちら
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